- すいれん
- I
すいれん【垂憐】あわれみをかけること。IIすいれん【垂簾】(1)すだれをたらすこと。 また, たらしたすだれ。(2)〔古く中国で, 皇太后などが群臣に接する際には, その前にすだれをたらしたことから〕皇太后や太皇太后が幼帝に代わって政治を行うこと。 また, その政治。 垂簾の政(マツリゴト)。IIIすいれん【水簾】〔水のすだれの意〕滝。IVすいれん【水練】(1)水泳の鍛練。 およぎ。 ﹝季﹞夏。
「畳の上の~」「~場」
(2)水泳の達人。V「なまじひに究竟の~にておはしければ, しづみもやり給はず/平家 11」
すいれん【睡蓮】(1)ヒツジグサの漢名。(2)スイレン科スイレン属の多年生水草。 温帯から熱帯まで広く分布し, 観賞用に栽培する。 葉は水面に浮かび, 円形で基部が切れ込む。 花は長い花柄の先につき, 花弁が多く, 白・黄・桃・紫などで, 普通, 朝開き夕方閉じる。 ﹝季﹞夏。VIすいれん【翠簾】緑色のすだれ。 青竹のすだれ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.